空気の振動、古い邸宅の壁に反響する囁き……
夜の狂乱が、開け放たれた窓から溢れ出します。
足はスタッカートのリズムで床を打ち、身体は互いを求め合い、移り変わるメロディーのリズムに乗って、部屋から部屋へと驚きが広がっていきます。
笑い声が弾け、燃え上がるようなエネルギーが群衆の中に広がり、自由で喜びに満ちた動きの旋風となります。
そしてその時、あの香りータバコが存在していました。
静寂に包まれたスモーキングルームのそれではありません。
ゆっくりと動き、ダークで、歓喜に満ち溢れたタバコの香り。
身体の間をすり抜け、肩をかすめ、手から手へと渡されるラム酒のグラスの上で空気中に渦を巻きます。
「トバコ カルナヴァル」はこの瞬間から生まれました。
終わりのない夜の熱烈な記憶… 未知とのダンス、それは禁断のフレグランス。