そして、時代の流れと共に、平和のコンセプトは環境保全の代名詞にもなってきました。

「セント・オブ・ピース・ナチュラル 」はそんな時代の流れを反映した香りです。2022年、ボンド・ナンバーナインの創業者ローリス・ラメは、「消費者はナチュラルなフレグランスを求めているだけでなく、必要としている」とコメントしています。

持続可能な調達にこだわる香料メーカーのロバーテット社と連携し、フランスのグラースで入手した天然原料を取り入れた「セント・オブ・ピース・ナチュラル」は、成長を続けるナチュラルフレグランス分野に新風を吹き込みます。安らぎを追求しながら、軽やかで爽やかな香りに仕上げたサステナブルなフレグランスは、まさにラグジュアリーの象徴といえます。  

「弾けるようにフレッシュでフルーティなレモンやプチグレイン、ブラックカラントから幕開けします。続くミドルノートでは、ローズとラズベリーがモダンな存在感を放ち、ラストは、シダーウッドやアンブロクサン、ムスクが奏でるウッディノートが個性を際立たせます。

このフレグランスを調香するにあたって、ひとつひとつ丁寧に香料をセレクトしました。特に苦労したのは、香料同士を調和させながら、ナチュラルなエレガンスを表現するという点でした」

マスターパフューマー　ミシェル・アルメラック