双子の妹であるフローラとは正反対のマシュー。しかし、人は見かけによらぬものです。それと同様、この香りには意外性があり、予期せぬ変化に驚かされます。

トップノートは、フレッシュに弾けるマンダリン。その後、爽やかなそよ風と眩い光をイメージさせる心地よい香りへと変化し、ダークで濃密なパチョリが、不意に魅惑的なコントラストを奏でます。

爽やかさを保ちながら、おおらかで自信に満ちた香りへと移ろうこのフレグランスは、現代的な洗練を表現した、この上なくモダンな香りと言えるでしょう。

ジ インピュデント カズン マシュー オードパルファム

キャラクター:アヒル “リラックス・夏の気楽さや喜び”

香調:ウッディ シトラス

キーノート:マンダリン/プチグレン/パチョリ

調香師:アルベルト・モリヤス

「犯人はマシューに違いないわ」とため息をつく乳母。でも、マシューには、乳母のベッドにカエルの死骸を入れた覚えなどないのです。


フローラの告げ口によって叱られてばかりのマシュー。でも、分別のある彼は黙って妹の罪を被ります。天使のようなフローラの言うことに、誰が反論できるでしょう。


マシューは叱られたことを忘れようと、空やタンポポ、門まで続くぬかるんだ道を、いつもじっと見つめています。