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クロエ アトリエ デ フルール 製品一覧
CEDRUS
シダー
調香師:クエンティン・ビスク
ウッディでバルサミック、スモーキーなこのフレグランスは、クエンティン・ビスクが幼い頃、父が母へ贈った小枝のブーケという遊び心あふれる愛のギフトの思い出から着想しています。
フレグランスの脇役として少し加えると、控えめなやさしいエレガンスを演出でき、主役にするとムスクのあたたかい香りをたっぷりと堪能できます。
MAGNOLIA ALBA
マグノリアアルバ
調香師:ルイーズ・ターナー
つぼみが開いたばかりのマグノリアの花びらから漂う、ほのかにクリーミーな香りを閉じ込めたフレグランス。
ルイーズ・ターナー が育ったイングランドの晴れた朝を思わせる香りです。
春に咲くマグノリアの洗練されたふくよかな芳香に、ほんの少しレモンを加えたような香りを再現して、このフレグランスを調香しました。
HERBA MIMOSA
ハーバミモザ
調香師:アマンディーヌ・クレール・マリー
やさしくパウダリーなこのフレグランスは、アマンディーヌ・クレール・マリーの若き20歳のころの思い出を香りにしたもの。
グラースの丘に咲き誇るミモザを見つけたときの、驚きと胸に湧き上がる感動を表現しました。
パウダリーでウッディ、植物性の明るいノートが、フレグランスに奥行きを与えます。
SANTALUM
サンタロム
調香師:メリーピエール・ジュリアン
ベルベットのようにリッチな香りを調香するにあたって、メリーピエールがイメージした
のは、祖母がオーストラリア旅行で買ってきた白檀 (サンダルウッド)の扇子。
その扇子であおぐたび、部屋に広がった香りを思い起こしました 。
ウッディな香りにミルキーなアクセントが効いた今回のオリジナルフレグランスは、サンダルウッドの甘さ、まろやかさ、タイムレスなエレガンスを余すところなく引き出し、センシュアリティを象徴する香りに仕上げました。
このフレグランスには、オーストラリア産サンダルウッドを使用しています。
ROSA DAMASCENA
ダマスクローズ
調香師:アマンディーヌ・ クレール・マリー
凛としたナチュラルなローズは、アマンディーヌ・クレール・マリーが幼いころに自宅の庭で花びらや葉を擦り合わせて楽しんだときの香りからインスパイア。
ピュア なグリーンにほんのりスパイシーさが宿る、フローラルノートのローズフレグランスです。
JASMINUM SAMBAC
ジャスミンサンバック
調香師:ルイーズ・ターナー
このフレグランスを調香するときにルイーズ・ターナー が思い描いたのは 、彼女が最も芳しいと感じたというジャスミン サンバック。
母の日にジャスミンを贈る習慣があるタイのバンコクで出合った香りでした。
きらめく朝露をのせた繊細なビロードのようなジャスミンの花びらが、ほのかな太陽の香りをフレグランスに加えます。
HYSOPE
ヒソップ
調香師:ミレーヌ・アラン
ヒソップは、ミレーヌ・アランによるフローラル・シトラス系の香水。
純粋さを象徴するこの神聖な植物にオマージュを捧げるため、調香師は南フランスでの幼少期の思い出からインスピレーションを得ました。
ヒソップの花のほんのりレモンのようなアロマティックな香りは、ベルガモットとローズウォーターのダッシュによって拡大されています。フレッシュで洗練された香りは、手つかずの自然の美しさを呼び起こします。
IMMORTELLE
イモーテル
調香師:キャロリーヌ・デュミュール
永遠の花、イモーテルは永遠の象徴。
調香師キャロリーヌ・デュミュールは、地中海沿岸で嗅いだイモーテルの香りをそのまま表現したいと考えました。
シトラスが香りに輝きを与え、バニラが官能性を高めます。
CHÈNE
シェーヌ
調香師:アレクシス・ダディエ
強さと威厳の象徴であるオークの木は、神聖な木とされています。
この豊かで複雑な香りを創り出すために、調香師アレクシス・ダディエは日々の森の散策からインスピレーションを得ました。
オークの葉と月桂樹の葉はグリーン・アコードに組み合わされ、シダーとサンダルウッドのタッチがオークウッドの力強い香りを引き立てます。
NEROLI
ネロリ
調香師:シドニー・ランセスール
このネロリのフレグランスを調香するためシドニー・ランセスールがヒントにしたのは、スペイン・セヴィルでの旅の思い出。そこでは、さんさんと輝く太陽に照らされたオレンジの花が、甘くさわやかな香りを放っていました。
虜になりそうなフローラルの中にほんのりハニーが漂う、香りの旅へと誘うネロリのフレグランスです。
VIOLETTE
ヴィオレット
調香師:ファニー・バル
調香師のファニー・バルは、家の庭に咲くヴィオレット( スミレの花に魅せられた幼い頃のことを今でもはっきりと覚えています。
この鮮烈な思い出を基に、ヴィオレットのパウダリーな香りと繊細なフレッシュさを融合させたフレグランスを生み出しました。
ヴィオレットは「奥ゆかしさ」という花言葉の通り、控えめな華やかさを感じさせる花。 このフレグランスは、自然の中で咲いたばかりの花びらを想起させます。
このフレグランスには、エジプト産ヴィオレットを使用しています。
TUBEROSA 1974
チュベローズ 1974
1952年の創業以来、クロエはエレガントでありながら自由な、ありのままのフェミニニティを賛美してきました。
メゾン初のフレグランスが誕生したのは1974年。
当時アーティスティック・ディレクターを務めていたカール・ラガーフェルトの指揮のもと、魅惑的な白い花チュベローズをベースに、ブランドのスピリットを凝縮した「クロエ」というフレグランスが生まれました。
この名香が「チュベローズ 1974 」の名で再登場。
“クロエ初のフローラルフレグランス”が最高に魅力的な香りとして復活しました。
新しいチュベローズはまろやかでクリーミーな中に、ハチミツを思わせるほのかな甘さが広がる、ソフトでフェミニンな香り。
その je ne sais quoi (なんとも言えない魅力)こそ、クロエの真髄です。
VANILLA PLANIFOLIA
バニラ プラニフォリア
調香師:クエンティン・ビスク
新進気鋭の調香師クエンティン・ビスクは、バニラが珍しいランから抽出される香料だと知りました。
バニラの花そのものには、ほとんど香りがありません。
そこで彼は、バニラのユニークな香りを新たな視点から表現するという夢を抱いて、この多面的なフレグランスを調香。
ほのかにスパイシーな花びらのトップノートから、魅惑的でふくよかなフローラルアコードが広がる、まさに心 うば われるような満開の花を思わせるフレグランスに仕上げました。
VERBENA
バーベナ
調香師:ミレーヌ・アラン
子供の頃は庭に咲くバーベナの花びらを手のひらで擦り合わせて、手の中に残る美しい香りを楽しんでいたというミレーヌ・アラン。
フレグランスとして調香されたバーベナは、繊細なレモンの香りと自然な輝きがハーモニーを奏でるフレグランスです。
HIBISCUS ABELMOSCHUS
ハイビスカスアンブレット
調香師:ドミティーユ・ミシャロン・ベルティエ
太陽を感じさせる少しフルーティな香りとやわらかい花びら。
ハイビスカスは、ドミティーユ・ミシャロン・ベルティエが子供時代を過ごしたポリネシアの庭に咲く花の女王です。
温かみのある華やかなハイビスカスが、芳醇な香りとムスクを思わせるパウダリーな軽やかさをフレグランスに加えています。
NARCISSUS POETICUS
ナルシサス ポエティカス
調香師:フィリピン・クルティエール
ほんのりパウダリーでさわやかな香りで、春の喜びに満ちた陽気な思い出を表現しています。
調香師フィリピン・クルティエールの記憶にある限り、彼女が初めて好きになった花はスイセン(ナルシサス)でした。そのきっかけは、彼女の子供の頃の思い出に遡ります。
幼い頃、祖母と一緒に散歩したリュクサンブール公園で、ハチミツのようにほんのりと甘い香りのする花を摘んでつくった、ブーケの香り。
それを出発点にして生みだされたのが、このフレグランスです。
LAVANDA
ラベンダー
調香師:クエンティン・ ビスク
明るさと影を同時に感じさせるこのフレグランスは、幼いころに見た、ラベンダーの小枝を抱えた母が、太陽がさんさんと降り注ぐ庭から日陰の涼しい家の中へと入ってきた光景を捉えたもの。
クエンティン・ビスクは、とびきりモダンなツイストを加えてこの思い出を香りで再現し、フレッシュな香りから太陽をたっぷり浴びたまろやかさまで、プロヴァンスのラベンダーが持つ魅力を引き出しています。
IRIS
アイリス
調香師:スティーブ・グオ
調香師スティーブ・グオがモロッコのアトラス山脈で出会ったのは、美しく複雑な香りを放つアイリスの花。
太陽が降り注ぐ山の斜面や高地に点々と咲くそのユニークな青紫色の花に彼は魅了されました。
採取したアイリスの根を大きな麻袋に入れて数か月間乾燥させると、やわらかく魅力的な香りが立ち上ってきます。彼の思い出に残るその香りを再現したのが、このフレグランスです。
PAPYRUS
パピルス
調香師:アレクシス・ダディエ
アレクシス・ダディエが子供の頃、祖父母からエジプト旅行のお土産としてもらったのは、ヒエログリフが書かれたパピルス。
これがきっかけとなって、エジプトという神秘的な地に憧れるようになりました。
その後、ナイル川をボートで下っていたアレクシスは、 川の中に根を伸ばすパピルスのみずみずしく青々と生息する姿と、スモーキーでウッディな香りのコントラストからインスピレーションを得ました。
今回のフレグランスは、その驚くべき二面性を表現しています。
YLANG CANANGA
イラン カナンガ
調香師:セルジュ・ド・オリヴェイラ
調香師セルジュ・ド・オリヴェイラがマダガスカルのノシ・ベで見つけた宝物は、見渡す限りに広がるイランイランの花畑。
特に記憶に残っているのは、その芳しい香りです。
家族的で陽気な雰囲気の中、ひとつひとつの花を手摘みする人々。
彼らの正確な動きは、リズムを刻むように軽快であり、まるでダンスを踊っているかのようでした。摘み取ったイランイランの花を入れたカゴのひとつひとつから漂うのは、得も言われぬ魅惑的な香り。
その香りにインスピレーションを得て生みだされたのが、陽気でありながらも官能的でなめらかなこのフレグランスです。
クロエでは、よりエシカルでサステイブルな方法により栽培されたマダガスカル産のイランイランを使用しています。