華麗なるロンドンの歴史とペンハリガンの
インスピレーションが融合した
シンボリックな香り、
SAVOY STEAM〈サボイ スチーム〉
時を超えて女性たちを癒すローズの香りは、
まるでパラダイスに続く扉。
ラグジュアリーな感覚に包まれる、心地よいひとときへ―
ビクトリア朝時代の女性用ターキッシュバスにインスピレーションを得た、フェミニンでモダンなオードパルファム。
ローズの繊細なアロマがイメージさせるのは、フレッシュなバラが贅沢に使われたスチームミスト、あるいは花びらが浮かぶホットウォーター。
ピンクペッパーとゼラニウムが、非日常のターキッシュバスで過ごす高揚感を演出し、神秘的な温もりをもったインセンスが、天にも昇るような心地さへと導きます。
1870年、ウィリアム・ペンハリガンは、ロンドンの一角に自らの名を掲げた理髪店「PENHALIGON’ S EST. LONDON 1870」をオープンさせました。
店を構えたジャーミン ストリートには、紳士服の名だたるテーラーが軒を連ね、クラブやウェストミンスター宮殿に向かう人々が頻繁に行き交い、いつも馬の蹄音が鳴り響いていました。
しかし、彼を何よりも惹きつけたのは、同じ建物に入っているターキッシュバスのドアの隙間から上ってくる蒸気の香りでした。
日々の癒しとして彼の生活の一部になっていたその香りは、やがて彼のインスピレーションの源となり、1872年、ペンハリガンが初めて手掛けたフレグランス「ハマン ブーケ※」の誕生へとつながりました。
当時、ジャーミン ストリートの角を曲がったところにあるデューク オブ ヨーク ストリート12番地にあった女性用のターキッシュバス「サボイ ターキッシュバス」にインスパイアされたSAVOY STEAM〈サボイ スチーム〉は、「ハマン ブーケ」にオマージュを捧げるフレグランスです。
広々とした大理石のホールと気分を高揚させる円天井。人々は忙しい合間を縫って、当時の最先端だったターキッシュバスを訪れ、スチームバスで身だしなみを整えました。エキゾチックな雰囲気に包まれたその空間は、彼らが忙しい日常から解き放たれるパラダイスだったのです。
※日本における販売は終了しております。
サボイ スチームはデザインも特別です。
ボトルネックにあしらわれたボウタイは、かつてターキッシュバスで使用され、現在、チュニジアの伝統的なビーチタオルとしてヨーロッパで使われているFouta(フータ)をモチーフにしたユニークなデザイン。
布地のボックスは、イギリス伝統のサヴィル・ロウを意識したもので、シンプルでありながら胸を高鳴らせる、オーダーメイドの雰囲気をたずさえています。
SAVOY STEAM
サボイ スチーム
オードパルファム 100ml 25,630円(税込)
香調:アロマティック ローズ
【トップノート】
チュニジア産ローズマリー、ピンクペッパー
【ハートノート】
ローズ、ゼラニウムアブソリュート
【ベースノート】
インセンス、ベンゾイン
サボイ スチームのインスピレーションとなった「サボイ ターキッシュバス」の“サボイ”とは、名門ホテの代名詞である「サボイ ホテル」や「サボイ シアター」と 同様、ラグジュアリーな世界の象徴でした。
サボイ スチームは、ロンドンの歴史とペンハリガン独自のインスピレーションを体現する、象徴的かつモダンなフレグランスです。