
人と同じように、バラ も二つとして同じものはありません。「 ローズ トネール 」 は、他に類を見ないほどクラシカルでタイムレス。多面的で多彩な香りが広がります。
様々な面を持つ”バラ”だからこそ、ユニークなキャンバスとなり、他の多様な香りとブレンドさせることで、斬新なアコードへと生まれ変わるのです。
エドゥアール・フレシェの手腕で、クラシカルなローズ ノート がドラマティックでセンシュアルな香りへと進化を遂げました。

フレシェが苦労のすえ黒トリュフの香りを再現したとき、気付いたのです。パチョリとベチバーの残り香を秘めた黒トリュフのユニークな香りは、ダークウッドのようにどこか土っぽく生命力あふれるベースとなり、ややアーシーなローズと絶妙にマッチする、ということを。
露に濡れた花と黒い土壌は思いがけない組み合わせのようですが、絶妙な相性を奏でます。フレシェらしい緻密な調香によって、完璧なハーモニーを奏でるフレグランスに仕上がりました。


そして生まれたのがクラシックでありながらモダンなフレグランス「ローズ トネール」です。イメージしたのは、日当たりの良いローズガーデンというよりも、漆黒のタトゥー。
デヴィッド・リンチ監督の映画に出てくる夜のシーンで、登場人物の肌に描かれていそうなドラマティックで謎めいたバラ。そんなミステリアスな魅力で誘惑し、心を虜にするフレグランスです。